73回 B問題 問5
難易度:易
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆
ブチルスコポラミン
抗コリン薬です。
「ピレンゼピン」はM1受容体選択的に、
「ブチルスコポラミン」はM受容体を非選択的に遮断することにより、
消化管の過度な運動を抑制します。
ピレンゼピンは、M2,M3受容体の遮断作用をほとんど示さないため、
心臓に対しての(交感神経優位による)副作用は少ないと言われていますね。
重要度:☆
ストリキニーネ
神経の興奮薬です。
が、、、神経細胞を直接興奮させるのではなく「シナプス後抑制」を抑制します。
分かりやすく言うと、電位を下げる抑制性シナプスを遮断することで本来抑制される神経活動も起こってしまう毒物です。
重要度:☆
アミノカプロン酸
抗プラスミン薬です。血を溶かす「プラスミン」が阻害されるので止血作用があります。
重要度:☆☆☆
バルプロ酸
小動物臨床の現場では用いません。
重要度:☆☆☆
フェノバルビタール
THE抗てんかん薬ですね。他にも抗てんかん薬ってこんなにあります。
解説
抗痙攣薬=抗てんかん薬です。抗てんかん薬ってこんなに種類があるんどす。