73回 B問題 問23
難易度:難
「食品衛生法」の 2018 年改正に関する記述として誤っているのはどれか。
- HACCP に沿った衛生管理の制度化
- 家畜飼料における残留農薬基準の設定
- 食品用器具・容器包装へのポジティブリスト制度の導入
- 営業届出制度の創設
- 広域的な食中毒事案への対策強化
選択肢を吟味しよう!
重要度:☆☆☆
HACCP に沿った衛生管理の制度化
重要度:☆☆☆家畜飼料における残留農薬基準の設定
正解です。
残留農薬の基準設定はもともとされています。
農薬取締法で規定されています。
重要度:☆☆☆
食品用器具・容器包装へのポジティブリスト制度の導入
重要度:☆☆☆
営業届出制度の創設
重要度:☆☆☆
広域的な食中毒事案への対策強化
解説
詳しくは、こちらに書いています。
畜産における農薬・医薬品・飼料添加物などの使用は避けられない程重要な役割があります。
農薬は「農薬取締法」、
医薬品は「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」、
飼料添加物は「飼料の安全性の確保及び品質の改善に関する法律」
が、その使用基準を定めています。
食品中の残留基準に関しては「食品衛生法」で定められています。