良性腫瘍の特徴に関する記述として適切なのはどれか。

過去問

71回 必須問題 問39

難易度:易

良性腫瘍の特徴に関する記述として適切なのはどれか。
  1. リンパ行性に転移しやすい。
  2. 血行性に転移しやすい。
  3. 境界明瞭で被膜を有する。
  4. 周囲組織への浸潤性が高い。
  5. 全身への影響が大きい。

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
転移しにくい

一般的に上皮性腫瘍はリンパ行性、”非”上皮系腫瘍は血行性に転移しやすいようです。

重要度:☆☆☆
転移しにくい

重要度:☆☆☆
境界明瞭で被膜を有する。

重要度:☆☆☆
周囲組織への浸潤性が低い

重要度:☆☆☆
周囲組織への浸潤性が低い

良性腫瘍と悪性腫瘍の鑑別

今後、臨床に向かう方は必須の知識です。

良性腫瘍と悪性腫瘍は、いわゆる”真”の腫瘍です。中には、名前が似ていても、”真”の腫瘍ではないものも存在しています。以下の過去問から演習してください!

良性腫瘍悪性腫瘍
発育スピード緩やか急速
発育形態膨張し周囲を圧迫浸潤
境界明瞭で被膜を形成明瞭
外科的マージンが広い
再発の可能性少ない多い
転移している
外科的に取り切れてない
転移珍しい一般的
血行性・リンパ行性・播種性
予後良好不良

類題で演習しよう!

error: Content is protected !!