牛の放線菌症に関する記述として適切なのはどれか。

過去問

75回 B問題 問56

難易度:易

牛の放線菌症に関する記述として適切なのはどれか。
  1. 原因菌は Actinomyces bovis である。
  2. 舌に慢性化膿性肉芽腫性炎を引き起こす。
  3. 確定診断には赤血球凝集抑制試験を行う。
  4. 治療法はなく多くは予後不良である。
  5. 予防として硬い茎の給餌を避ける。

1. a, b 2. a, e 3. b, c 4. c, d 5. d, e


選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
原因菌は Actinomyces bovis である。

グラム陽性菌です!

重要度:☆☆☆
下顎骨に慢性化膿性肉芽腫性炎を引き起こす。

重要度:☆☆☆
確定診断には赤血球凝集抑制試験を行う。

そもそも赤血球凝集抑制試験は、赤血球凝集能をもつウイルスにのみ適応されます。放線菌は当然細菌ですから、不適当ですよ!

病理学的には、「硫黄顆粒」「菊花状のロゼット菌塊」が重要です。その構造物からグラム陽性桿菌が認められます。

重要度:☆☆☆
治療法は早期の外科療法、消毒・抗生物質の投与が有効である。

発見が遅れ、病態が進行した状況であれば完治は困難です。

重要度:☆☆☆
予防として硬い茎の給餌を避ける。

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