全身麻酔中の終末呼気二酸化炭素濃度の低下の原因として適当なのはどれか。

過去問

75回 B問題 問60

難易度:並

全身麻酔中の終末呼気二酸化炭素濃度の低下の原因として適当なのはどれか。
  1. 脳圧の亢進
  2. 呼気の再吸入
  3. 呼吸数の低下
  4. 体温の上昇
  5. 心拍出量の低下

選択肢を吟味しよう!

重要度:☆☆☆
脳圧の亢進

重要度:☆☆☆
呼気の再吸入

呼気の再呼吸が起こっている場合は、吸気でもCO2を検出しているため基線が上昇します。

重要度:☆☆☆
呼吸数の低下

体内での内呼吸での生じたCO2を酸素と交換できないため、一般的にETCO2は上昇します。

重要度:☆☆☆
体温の上昇

体内での内呼吸での生じたCO2の量が多くなるため、ETCO2は上昇します。例えば、悪性高熱の場合はETCO2が急上昇します。

重要度:☆☆☆
心拍出量の低下

正解です。

心臓からの血流がなければ、当然体内のETCO2を正しく測定できず低下します。

ガチで意味分からないんだけど、、、

結論:OK!解説します!
本来の心機能があれば、体内で作られた二酸化炭素を100%肺胞へ送ってガス交換が可能です。一方で心機能が落ちて心拍出量が落ちると肺胞へ送られる二酸化炭素の量が減ります。

ETCO2(終末呼気二酸化炭素濃度)は呼気の終わり、いわゆる”肺胞の二酸化炭素濃度”を反映していまから、体内の二酸化炭素濃度がいくら高くても血液が肺胞まで運ばれなければETCO2には反映されません。